
2021年の大河ドラマのタイトルは、「青天を衝け(せいてんをつけ)」に決まりましたね。
大河ドラマの主人公となるのは、渋沢栄一さんです。
渋沢栄一さんは、新1万円札に印刷されることでも話題になりましたね。
しかし、なぜ、渋沢栄一さんのドラマのタイトルが「青天を衝け(せいてんをつけ)」なんでしょうか。
「青天を衝け(せいてんをつけ)」とはどんな意味があって、渋沢栄一さんとどう関係してくるのでしょうか。
目次
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「青天を衝け」の意味は?
「天を突きさすほどの勢いを持って突き進む」といった意味になります。
「青天を衝け」の語源は?
晴天を衝けの語源となったのは、渋沢栄一の作った漢詩からということでした。
漢詩は、元々は中国発祥のものですが、日本でも平安時代から読まれていました。
今でいう詩のことなので、渋沢栄一さんの詩から引用された言葉ということですね。
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渋沢栄一の漢詩とは?
「勢衝青天攘臂躋 気穿白雲唾手征」
(青空をつきさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む)
その意味は?
青空を突き刺すほどの勢いで袖をまくって登り、白雲を突き抜けるほどの気力で勇気を奮い起こすといった意味になりそうです。
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「青天を衝け」がタイトルになった理由は?
なぜ青天を衝けがタイトルに選ばれたのでしょうか
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青天を衝けの漢詩ができたのはいつ?
青天を衝けの漢詩ができたのは、渋沢栄一さんが若いころに藍玉を売るために旅したときに作られたといわれています。
渋沢栄一さんが売っていた藍玉とは、藍の葉っぱで作られた染料なんだそうです。
青天を衝けの漢詩ができたのはいつ?
青天を衝けの漢詩を作ったのは、信州の内山峡と言われています。
内山峡は、当時険しい山道だったそうです。
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青天を衝けがタイトルに選ばれた理由は?
商品を売るために、険しい内山峡を超えていく大変さは、渋沢栄一さんの漢詩からも伝わってきます。
しかし、苦しくてもなんとか険しい山道を超えて商品を売ってやろうという気持ちが、逆境に負けることなく突き進んだ栄一の人生とも重なるために、この青天を衝けがタイトルに選ばれたのではないでしょうか。
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青天を衝けの意味は?大河ドラマのタイトルに選ばれた理由は?のまとめ
2021年の大河ドラマのタイトル「青天を衝け」について調べてみました。
タイトルになった「青天を衝け」は、主人公の渋沢栄一さんの漢詩から付けられたタイトルでした。
この漢詩が選ばれたのは、逆境に負けることなく突き進んだ渋沢栄一さんの人生を反映した言葉だったからということでした。