
杉咲花さん主演で放送されるんNHK朝ドラ「おちょやん」にはモデルになった人がいるのでしょうか。
朝ドラでは、モデルになる人がいることが多いですからね。
実は、今回の「おちょやん」にもモデルになった女性がいました。
おちょやんのモデルになった女性の名前は、浪花千栄子(なにわ ちえこ)さんです。
浪花千栄子さんがどんな人だったのかをまとめました。
目次
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おちょやんのモデルとなった浪花千栄子はどんな人
#おちょやん は浪花千栄子の話なのか!! pic.twitter.com/QADLzBE8TC
— 柴田和巳 (@show1900) October 30, 2019
大塚製薬のオロナイン軟膏を持っている女性が浪花千栄子さんだったんです。
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浪花千栄子プロフィール
本名:南口キクノ(なんこう きくの)
生年月日:1907年(明治40年)11月19日
出生地:現・大阪府富田林市東板持町
職業:女優
活動時期:1920年代(昭和初期)~1970年代
没年月日:1973年12月22日(66歳)
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浪花千栄子と大正製薬
大正製薬の軟膏のイメージキャラクターに選ばれていた浪花千栄子さん。
昔のことなので真実は分かりませんが、まさか本名が理由?
大阪の女優さんなのでそのあたりも狙っていたのかもしれませんね。
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おちょやんのモデルとなった浪花千栄子の幼少期は?
引用:https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/1000/435938.html
まず、おちょやんのモデルとなった浪花千栄子の幼少期からデビューまでについてまとめます。
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幼少期
浪花千栄子さんは、養鶏業を営む家に生まれました。
家は、貧しかったため十分な教育を受けることができませんでした。
そのために、字を読むこともできなかったのですが、自ら学習して習得しています。
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女中奉公期
わずか8歳で、芝居茶屋に女中奉公に出されてしまいました。
その後は、京都で18歳まで女給として働くことになります。
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女優デビュー
デビュー時の芸名は、香住千栄子(かすみ ちえこ)でした。
端役で映画への出演も果たします。
1926年(大正15年)には、準主役として出演を果たしますが、給料の未払いもあり映画界での活動を終えることになります。
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おちょやんのモデルとなった浪花千栄子の松竹女優時代
続いて、浪花千栄子の過ごした20代についてまとめました。
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新しい世界へ
1929年(昭和4年・23歳)には、「新潮劇」に参加します。
翌1930年(昭和5年・24歳)には、2代目渋谷天外らが旗揚げした松竹家庭劇に参加します。
そして、2代目天外と結婚することになりました。
1948年(昭和23年・41歳)には、2代目天外らが旗揚げした松竹新喜劇の看板女優として活躍しました。
順調な女優生活を送っていたところに、夫である2代目天外と新人女優九重京子との間に子供が生れたことが判明します。
浪花千栄子は、2代目天外と離婚を決意しました。
その3年後、1951年(昭和26年・44歳)には、看板女優として活躍してきた松竹新喜劇を退団することになります。
おちょやんのモデルとなった浪花千栄子のラジオ時代
平凡 昭和30年7月号『アチャコさんのお宅訪問』/花菱アチャコさんの奥様が経営する大阪高麗橋筋の喫茶店「アチャコ」を江利チエミさんと浪花千栄子さんが訪問するという企画。この写真はどういうシチュエーションなんでしょうね?(マガジンハウス『平凡お宝写真館』) pic.twitter.com/fFtU72RzI4
— 島倉千代菊 (@wataridori333) December 14, 2019
松竹新喜劇を退団して芸能界を引退していた浪花千栄子さんですが、NHK大阪放送局のプロデューサー・富久進次郎さんによって見つけ出されます。
そして、富久さんの依頼によってNHKラジオに出演することになります。
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NHKラジオ「アチャコ青春手帖」
浪花千栄子さんは、人気漫才師花菱アチャコの母親役として出演して、人気を博しました。
その後、「アチャコほろにが物語 波を枕に」、「お父さんはお人好し」にも二人で出演することになります。
この番組は、長寿番組となり、映画化もされました。
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おちょやんのモデルとなった浪花千栄子映画時代
名脇役・浪花千栄子の特集上映、小津安二郎「小早川家の秋」など全15本 https://t.co/hWTbruXpAs pic.twitter.com/A0HilQuvdv
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) January 9, 2017
浪花千栄子さんは、その後多くの映画にも出演をしていきます。
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浪花千栄子の出演作
「祇園囃子」では、茶屋の女将を演じて、ブルーリボン助演女優賞を受賞します。
森繁久弥さんと共演した「夫婦善哉」、黒澤明監督の「蜘蛛巣城」などでも存在感ある演技で出演しています。
テレビ出演
映画での活躍しつつ、テレビドラマにも出演をしています。
人気作である「太閤記」、「細うで繁盛記」などに出演しました。
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おちょやんのモデルとなった浪花千栄子の晩年
愛犬と戯れる浪花千栄子さん。
浪花さんは大の動物好き。京都嵯峨野のご自宅には一時期スピッツ2匹、猫2匹、ウグイス1羽、鯉56尾、鳩2羽のペットがおり、さながら動物園のようであったとか。(自伝『水のように』より) pic.twitter.com/GL1q6vHdfR— 島倉千代菊 (@wataridori333) September 27, 2019
最後に、浪花千栄子の晩年についてまとめました。
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旅館経営
浪花千栄子は、晩年には、京都嵐山の天龍寺内に旅館「竹生(ちくぶ)」を開き、養女とともに経営していたといわれています。
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おちょやん(NHK朝ドラ)のモデルは?浪花千栄子とは?のまとめ
NHK朝ドラ「おちょやん」のモデルになった浪花千栄子さんについてまとめました。
8歳で、女中奉公に出てたことをきっかけに女優への道を歩み始めた浪花千栄子さん。
その後、いろんな出来事を経験し、存在感の女優になり、多数の人気作品に出演されるまでになりました。
朝ドラではどのように描かれるのか放送が楽しみですね。